建売によくある真っ白なカウンターキッチンです。
前回はリビング側の壁一面だけを漆喰で塗りましたが今回はその続き、
先日の壁とは違い、、、障害物も多く神経を使いそうです。
こちら側の一面(リビング学習予定の棚の右側も)と廊下側、キッチンの一部まで塗ります。端っこ塗りが多いですが頑張ります。
↑漆喰を塗ってから2年が経ちましたので経過報告です。
使った材料・道具
・珪藻土漆喰(筆者は壁2面でグレー16Kg、1面で白8Kgを消費しました。)
・鏝(コテ)
・柳刃鏝(細部の仕上げはこのコテが役にたちます。)
・コテ板
・ゴムへら(漆喰をすくう時に必須なだけで無く、これ自体で壁に塗り付ける人も居ます)
・マスキングテープ
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3M マスキングテープ 243J Plus 20mm×18M 6巻パック (243J 20)
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・マスカーテープ
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アイリスオーヤマ 養生 マスカー 布テープ 550mm×25M グリーン M-NTM550
- 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
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これらですが、以下の様に道具とセットで販売もされています。
Amazonなどの安いサイトで個別に揃えるよりもお得で面倒も無かったので
筆者はこちらで購入しました。
他の壁で使った白の漆喰はこちら
塗り方
漆喰塗りで一番神経を使うのは隅っこと凸部の角です。
このカウンターキッチンでは写真左側の様なリビング学習コーナーの天板が2枚、その右上の換気扇側の壁、「before」の文字右側とカップボード側の3カ所に壁凸部が有るのでかなり大変でした。。
養生をまず行いますが隅の長さが多い分、マスキングも大変です。
養生の仕方は前回のリビング壁1面を塗った時と同じですので引用させて頂きます。
①養生
漆喰塗りの仕上がりは養生で決まるとの事で、、、
筆者も塗りより養生に気合を入れました!
気合の割合 = 養生9:塗り1
まずはコンセントなど、マスキングテープなどで保護養生します。
万が一漆喰が落ちても良い様にブルーシートを床にひきます。漆喰は水で溶けるので落ちても濡れた雑巾で拭けば取れますが、床が畳ならブルーシートはマストですね。
まずは塗る範囲をマスキングテープで保護していきます。
ここで注意する事ですが...
漆喰の塗り厚分、約1mmほど塗る境界を後退させてマスキングテープを貼ります。後ほど書きますがマスキングテープは漆喰が半渇きの状態で剥して行きます。ここがギリギリだと剥した時に元の壁紙が見えてしまう可能性が有ります。
次にマスキングテープの上から、マスカーテープを貼り
(マスカーテープはマスキングテープの端からさらに1mm離して貼りました)
マスカーの畳んであったビニールのシートを広げていきます。
ブルーシート無しでもマスカーさえ有れば大丈夫な気もしますね。
②塗り
念入りに行った養生、さぁいよいよ塗りに入っていきます。
ゴムべらで適量を取り出し
コテ板に適量取り塗っていきましょう。
まずは柳刃鏝で角や狭い部分を塗ります。
柳刃鏝が無ければバターナイフ、スプーンでも代用できると思います。
角を塗り終わったら、次は上左右下の順番で端っこを塗っていきます。
塗り伸ばしたい端側に漆喰をコテに載せ、コテの進行方向を少し浮かす様に塗っていきます。ゆっくり塗るよりも思い切って塗り広げる方が上手く塗れますし、コツをつかむのも早いと思います。
とっても疲れましたが全部塗り終わる事が出来ました。
まだ乾いていないのでかなり濃い灰色に見えます。
部分的に白の漆喰を無造作にランダムに塗り交ぜてみました。
半分くらい乾いて来たら養生を剥します。
乾いてから養生を剥すと一緒に漆喰もボロボロとめくれてしまいます。
塗り終わってマスキングテープも剥せたら、使った鏝やコテ板などは次に使うために水で洗って干しておきます。
塗った次の日、綺麗に乾いて色も落ち着き完成です♪
最後まで読んで頂き有難うございました。
他にも「建売住宅をDIYやインテリアで自分達らしくおしゃれにシンプルに快適に」というテーマで漆喰の塗り方や家具の作り方、お勧めのインテリア、お役立ちグッズを公開しています。