筆者はカップボードを色々なメーカーやタイプを比較して悩みましたが、最終的にIKEAのものに決めました。ハウスメーカーが提携しているクリナップ製のものもメーカー割引が効いて魅力的だったのですが、デザインがあまり好きになれませんでした。Pinterstで見つけたsanwacompanyの真っ白なカップボードも素敵だと思いましたがお値段が予算内に収まらず。。
スプレムなど家具系食器棚のおしゃれキッチンカウンターも悩みましたが↓
地震対策をどうしようかと考えているうちに候補から外れ、最終的にデザイン、お値段、施工費用等々の問題を全てクリアしたのがイケアのキッチンでした。
2023年1月現在、施工してもらってから約4年程経ちますがガタつきなどの不具合は一切ありません。デザインもシンプルで飽きません♪
今回は実際にIKEAの店舗で「キッチンプランニングサービス」でプランニングし、「キッチン施工サービス」を利用しとても綺麗に取り付けてもらった一連の流れを写真付きで紹介したいと思います。これからIKEAのキッチンを悩まれている方(どうやって頼むの?巾木との相性は?地震対策は?などの疑問)の参考になれば幸いです。
- カップボードプランニングから取付までの大まかな流れ
- プランニングは以下のいずれかの方法で行います。
- IKEA店舗でプラン最終決定・発送・施工手配など
- 施工当日(キッチン収納施工サービス利用記録)
- その他、IKEAカップボードで不安だった部分(解決済み)
カップボードプランニングから取付までの大まかな流れ
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カップボード取り付け場所の測定
どの場所に、どのサイズでカップボードを設置するか、プランニング前に設置場所を測定します。(幅、奥行き、高さなど)
実際に取り付けが可能か等含め、有料とはなりますが事前にIKEAに測りに来てもらえるサービスも有ります。測るのが面倒、壁の強度が不安などの場合以外は自分で行う方が安く済みますね。
- キッチンのプランニング
店舗、もしくはパソコンなどで希望のデザイン、材質、引き出しの数やスタイルなどを計画します。
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店舗で最終的なデザイン決定、部材の在庫確認、日程調整、支払い
筆者も勘違いしていたのですが、
カップボードの部品の殆ど(引き出し、天板など)はIKEAのピックアップコーナーで受け取れません。あの巨大で天井が高いIKEAの倉庫で自らセルフで探し受け取ると思っていたのですがカップボードは別の場所でまとめて受け取る形になります。
在庫が有る場合は即日、無い場合は揃ってから後日受け取る事になります。
ちなみにカップボードはかなりの重量(筆者のカップボードはトータルで215Kg位)が有るので配送サービス(3,000円)を利用されることを強くお勧めします。実際、業者さんが3人で運んできてくれました。
また、キッチン施工サービスを利用される場合も日程を調整します。
自分で組み立て、取り付けも頑張れば出来ると思いますが、IKEAのカップボードはとても重く、特にウォールキャビネットの設置は一人では厳しいと思います。
また、奥行きがワンサイズしか選べない無垢集成材のワークトップなどは場合によってカットが必要です。
なので、とても丁寧で安心、天板もカットしてくれるキッチン収納施工サービス(180センチ幅だと49,900円)を利用されることもお勧めします。
※詳しい価格、各ラインナップ毎の価格設定はこちら↓
- 商品受け取り、施工
プランニングは以下のいずれかの方法で行います。
キッチンプランニング
トップ | キッチンプランニング | IKEA Family
実際にIKEA店舗に行き、システムキッチン担当のスタッフさんとマンツーマンでプランニングを行う方法です。
予約が必要です。
ここで希望のカップボードを図面などで計画し、在庫の確認、発送方法や施工はどうするかなど日程含め調整します。
行く前にカップボードを設置する場所の幅、奥行き、高さなどの寸法を測っていきましょう。
IKEA Home planner(ホームプランナー)
オーダーキッチン・キッチン収納など|IKEA【公式】家具・インテリア雑貨通販 - IKEA
店舗に行く前にパソコンなどを使って自分で事前プランニングが出来ます。
最終的にはIKEA店舗に図面を持って行き上記のキッチンプランニングのサービスを利用してIKEA担当スタッフさんと細部の調整、在庫チェック、配送、取り付けはどうするかなどの調整を行います。
以下の様な3D表示で部屋の大きさを設定し、家具を配置するプランニングツールが用意されています。
※筆者が実際に自分でプランニングしたキャプチャになります。
リモートキッチンプランニング
IKEAの店舗が近くに無い場合や忙しくてなかなか店舗に行けない方向けのサービスです。有料:4,900円
こちらも予約が必要で、電話やオンラインツールを使用してキッチンプランを作成するサービスになります。
IKEA店舗でプラン最終決定・発送・施工手配など
「キッチンプランニング」で予約した日時に指定したIKEA店舗の「システムキッチン・収納」コーナーにて打ち合わせを行います。
筆者が選んだカップボードの最終見積書(セールスオーダー)です。
筆者のカップボード基本構成:
- 幅180cm / 奥行45cm
- ウォールキャビネット3個、ハイタイプ
- 基本素材:VEDDINGE(ヴェッディンゲ)/無垢集成材ワークトップ(要加工)
カップボード本体全部が146,900円
(ドア取っ手・耐震ラッチは明細に含まれていません。理由は以下で)
配送サービス:3,000円
キッチン収納施工サービス:49,900円(キッチン収納、幅180cm)
※レギュラー(幅120cmまで)の場合は39,900円
こちらのセールスオーダーを持ってその日のうちにIKEA店舗のレジにて支払いを済ませます。
ドアノブ・取っ手・耐震ラッチだけはIKEAのピックアップコーナーで買って帰ります。(スタッフさんが配送サービス以外で自分で揃える必要が有るものを教えてくれます)
これも配送サービスで一緒に送ってくれれば良いのになと思うんですけどね。
後日、配送サービスにより指定した日時に届いたカップボードの材料です。
(元々、自分で取り付けを考えていたので壁に下地を探した印が残っています)
施工当日(キッチン収納施工サービス利用記録)
いよいよカップボードの取り付け日になりました!
とても感じの良い2人のプロの職人さんがやってきてくれました。
養生も丁寧、組み立てもスムーズです。
以下、当日の写真達ですが何故か数枚の写真がブレてしまいました。
見辛くてすいません。。開梱、組み立てする方とベース取り付けなど基礎の工事を行う方とで分担して作業を行っていました。
このレーザー水平器がカッコいい。まずはウォールキャビネットが取り付けられました。
設置には大人2人が必要だなと見ていて感じました。
約23kg、めちゃくちゃ重たい天板(無垢集成材ワークトップ)です。それを横にまっすぐに切るなんてまず素人には不可能です。
流石はプロ...綺麗にまっすぐ切ってくれました。
施工を頼んで本当に良かったです。
筆者のカップボードに合う天板の奥行きは45cmなのですが、無垢集成材のワークトップは奥行き65cmしか用意が無く切って使うしかありません。
IKEAではカットサービスも無く、ホームセンターでは持ち込み不可というのもあり、自分で切るか取り付け加工サービスで切ってもらうかの2択でした。蹴り込み板はKUNGSBACKA(クングズバッカ)のチャコールにしました。
完成です!めちゃ可愛くて大満足です!
以下にIKEAのカップボードを選ぶ際に筆者も気になっていた事をまとめました。
その他、IKEAカップボードで不安だった部分(解決済み)
巾木と壁
巾木と蹴り込み板はぴったりくっつけて頂いていました。
蹴込板は元々カットして使うので色々な巾木のサイズに合わせる事が出来ます。ワークトップが壁にぴったりくっつき、カップボードがサスペンションレールにしっかり固定されているのが確認できます。裏はこの様に隙間が出来ます。
ワークトップと壁との隙間(コーキング)
ワークトップと壁との接触部分はコーキングをしてもらいました。
まっすぐ綺麗に切って頂いたのですが、壁の方が少し凹凸があるのでその隙間を完全に塞いで頂いた形です。
コーキングを希望の場合は施工当日に言うと無料でやってくれます。
耐震ラッチ
地震の時、ウォールキャビネットのドアが開いて中のお皿などの食器が飛び出す事を防ぐ耐震ラッチ。
なかなか「IKEA 耐震ラッチ」でgoogle検索にひっかからず、扱いが無いのかなと思っていましたがちゃんと有りました。用意しておくと取り付け施工サービスで付けてもらえます。
RATIONELL(ラショネル)耐震ラッチです。
こちら取り付け器具も必要なのでセットで購入して下さい。
こちらも商品ピックアップコーナーで予め別に購入しておく必要が有ります。
詳しくはスタッフさんに聞いてみて下さい。
ワークトップのお手入れ
無垢集成材のワークトップなのでワックスも塗っておきました。
選ぶ天板によってお手入れ方法は変わります。
シンデレラフィットなカトラリートレー
一番上の引き出しにはシンデレラフィットのIKEAのVARIERA(ヴァリエラ)カトラリートレイを設置しました♪
値段もひとつ1,000円以下なのでこちらも買わない理由が見当たりません。
ワークトップ照明
ウォールキャビネットの下にはワークトップを照らす為のLED照明(DIODER ディオーデル LEDスティックライト4本セット)を自分で付けてみました。
デザインが気に入って買ったのですが、ちょっと暗めです。
雰囲気はとても良いので気に入っていますが、しっかり照らしたい方は以下の様なスティック型LEDを強力な両面テープで固定するのもお勧めします。
配線はウォールキャビネットの裏から上へ回し、延長コードなどに繋げます。
IKEAカップボードと相性抜群のグッズ紹介
キッチンペーパーホルダーはこちらIKEAウォールキャビネットの下側にジャストフィット★のこちらがおすすめです。
その他、おすすめキッチングッズ
手拭きはシンク側に配置しました。
シンプルなのが良かったのでこちらに。
以上、IKEAカップボードのプランニング、 購入手順、発送方法、施工サービスなどを紹介させて頂きました。
筆者がデザイン、値段、品質すべてにとても満足しているIKEAのカップボード、とてもお勧めです!
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